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【プロボノ報告】あしなが学生募金事務局にリーダーシップ研修をプロボノ提供

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Published: March 30, 2023
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2023.04.03

2023年3月18日(土)に、あしなが学生募金事務局(東京都千代田区)に所属する大学生のうち役職者13名と募金事務局職員6名を対象にリーダーシップ研修をプロボノにて提供しました。(プレスリリース
 

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■実施の背景
当社の社会貢献活動であるLES(Leadership Eco System®、リーダーシップ・エコシステム®)の一環で、年2回の寄付のほかに年間でのリーダーシップ開発支援をプロボノで提供しています。 

年間プログラムのコンセプトは去年と同様、「リーダーシップエンジンをアップデートする」です。今年は、コロナ渦で街頭募金活動に参画した経験のない学生たちが募金事務局の役職者となる年でした。そのため、対面でのリーダーシップ発揮や現場での仕切り力には課題感がありました。 

リーダーシップエンジンとは、次代のリーダーを生み出していく仕組みや構造、マインドセットを表します。春と秋の街頭募金を成功させるためにも、得意なオンラインのコミュニケーションに頼らない対面でのリーダーシップを育み、全国の局員の学生たちをひとつに束ねる力強さが必要です。 

そのためにまず重要なステップとして、第一回目の研修テーマは「自分の北極星を見つける」としました。なぜ自分がその仕事をするのか、またしたいのか、そのWhy(理由)を明確にして自分の言葉に落とし込み、学生募金事務局に参画する意味や価値の言語化をゴール設定としました。今回はインプットの機会が不足している担当職員の方々にも参加して頂き、職員として学生たちをどう支援し、時に牽引していくべきか学びの機会となるようデザインしました。 

具体的には、体験型プロジェクトとレビューのラーニングサイクルを繰り返すことでインプットした知識と体験を融合させ、学びを抽象化。普段の活動にも応用可能な学びを着地点とすることに留意しました。最後は個々の価値観についての内省を促すプロジェクトを実施し、アウトプットとして「パーソナルシールド」というツールを使用しました。それぞれが大切にしている5つの価値観に加え、学生募金活動に参画する意味を「自分の北極星」として言語化してもらいました。 
 

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今年度、同じ役職者の学生たちに対してあと2回研修実施を予定しています。それぞれのフェーズで「北極星」に立ち返りつつその時のリーダーシップの課題を振り返るプログラムをデザインしていく予定です。 

■当日の様子と参加後のコメント 
とにかく最初から元気一杯、挨拶の声も大きく会場が前向きなエネルギーに満ちていました。プロジェクトには皆声を掛け合いながら真剣に参加し、レクチャーではファシリテーターの話に大きく頷いたりメモを取ったりと、とにかく積極的に参加していました。 

参加後のコメントとして、 
「まずは自エリアできちんとコミュニケーションを図り、街頭に立つ意味、活動を行う意味や、それぞれの活動のゴールをきちんと共有をし、合致させたいと思いました。その後、エリアの局員ときちんとすり合わせ、みんなが同じゴールを目指して、活動を行っていけるように足並みをそろえていきたいと思います。」 

「とりあえず挑戦してみるという学び、そこからトライアンドエラーを重ねて精度を高めていくということが印象に残りました。たくさん失敗を重ね、ゴールに近づいていきたいと考えました!」 

などが届きました。また、職員の方からは、「自分が学生募金事務局で働く意義を、きちんと言語化したのは今日が初めてです。自分の中で、それを言葉にすることの大切さを感じました。」などの感想が出ました。 

今回の研修に参加した学生たちが全国各地でリーダーシップを発揮することで、あしなが学生募金活動が盛り上がるとともに、人生においてもリーダーシップを発揮していってもらうことを社員一同願っています。 
 

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■団体概要
あしなが学生募金事務局 
HP:https://www.ashinaga-gakuseibokin.org/ 

For more information>>>リーダーシップ・エコシステム® 


プロボノ研修実績レポート:第1回第2回 、第3回第4回第5回第6回、第7回、第8回第9回第10回
寄付レポート:第1回第2回第3回4第5回


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