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Sustainable Innovation

【News】文部科学省主催「いーたいけんアワード」にて「リーダーシップ・エコシステム®」が優秀賞を受賞

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Published: January 27, 2025
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2025.1.27

文部科学省主催の令和6年度「いーたいけんアワード(青少年の体験活動推進企業表彰)」において、当社のリーダーシップ・エコシステム®の取り組みが、優秀賞を受賞しました。今後も、リーダーシップ開発を本業とする当社ならではの社会課題への取り組みとして、本活動を継続していきます。


■取り組みの背景 

生産年齢人口の減少が重大な社会課題である日本において、未来を担う若者が活躍できる社会を作っていくことが、日本の凋落を食い止めるためには不可欠です。そしてこれは、日本で人材ビジネスに携わる私たちにとっても看過できない社会課題です。この社会課題に対して、組織・人材開発コンサルティング、中でもリーダーシップ開発を本業とする私たちだからこそできることは何かと熟慮しました。 

私たちならではの支援 

その過程で、経済的な困窮や脆弱な学習環境など、様々な事情により意欲はあるが機会そのものに恵まれない若者が、日本にも多く存在することを知ります。そして若者支援にも、誰一人取り残さないNPO団体をはじめとしたボトムアップ型の支援と、より自律的に不利な状況を切り拓いていこうとする若者を後押しするトッププル型の支援があると気づきました。 


リーダーシップとは、変化や変革、困難に立ち向かう在り方です。私たちがリーダーシップ開発によってトッププル型の支援をすることで、同じく不利な環境にある若者のロールモデルとなるリーダーシップ人材を育んでいく。これによって、地に足のついた支援を展開するNPO団体との相互補完関係を築くことを目指しました。

■リーダーシップ・エコシステム® 

クライアント企業が自社の社員に向けて行う「イマのリーダーシップ開発」投資が、不利な立場に置かれながらも、それを切り拓いていこうとする若者の「ミライのリーダーシップ開発」に還流され、社会をよりよくしてゆく人材の輩出を促し、結果として日本経済の再活性化につながっていく。これがリーダーシップ・エコシステム®の目指しているところです。 


■リーダーシップ開発のプロボノ提供 

2019年度の取り組み開始以降、16回のプロボノ提供を行ってきました。また2022年度からは、有償型でのインターンシップ受け入れも実施しています。社会に出てから学ぶようなリーダーシップについて、学生の内から触れ、「先回り学習」できる機会となるようプログラムをデザインしています。 
これまでのプロボノ実績および、プログラムに参加後に社会で活躍している受講者へのインタビュー記事などはこちらからご覧いただけます。 

For more information>>>Leadership Eco System® 

私たちの取り組みに刺激を受け、日本で人材ビジネスに携わっている全ての企業が何らかの若者支援の独自スキームをうみ出してくれれば、日本の社会は大きく変わっていけると信じています。私たちの取り組みは微力ですが、少しずつ拡充しながら数十年単位での取り組みとしていきたいと考えています。

■寄付・プロボノ支援団体
  • 病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで親が十分に働けない家庭の子どもたちを、奨学金、教育支援、心のケアで支える:一般財団法人あしなが育英会  

  • 「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくり出す力を育める社会」を目指し、10代の教育支援活動を行う:認定NPO法人カタリバ  

  • 外国にルーツを持つ子どもたちが教育を受ける機会の拡大に取り組む:認定NPO法人多文化共生センター東京

■いーたいけんアワードについて 

いーたいけんアワード(青少年の体験活動推進企業表彰):社会貢献活動の一環として青少年の体験活動に関する優れた取組を行った企業を表彰するもの。