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【Report】組織行動とリーダーシップ:競技団体の国際業務担当者へVELワークショップを提供

【Report】組織行動とリーダーシップ:競技団体の国際業務担当者へVELワークショップを提供
Published: October 9, 2020
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2020.10.9

スポーツの世界においてグローバルに活躍するトップアスリート。彼らを支え、国際的にスポーツを統括する組織において、そのスポーツの発展や普及に尽力する日本の役員や委員が多数存在していることは、意外と知られていないかもしれません。

この度、様々な競技団体から参加者を集め、国際的に活躍する人材を育成する研修の一コマとして、リーダーシップについて体験的に学ぶVEL(Virtual Experiential Learning)ワークショップを提供しました。

研修の事務局によると、日本のアスリートがグローバルに活躍するためには、国内競技団体自体が組織力を高め、個々人がセルフリーダーシップを発揮し、国際的な意思決定の場においても存在感を示すことが求められているといいます。そのため、各団体の国際業務担当者を対象とした人材育成カリキュラムでは、約8週という時間をかけて丁寧に学びを積み上げていくそうです。このカリキュラム内の「組織行動とリーダーシップ」講座を弊社が担当しました。

今回、様々な組織と競技バックグラウンドを持つ参加者たちは、2つのグループに分かれ、バーチャルでのアクティビティを行いました。

バーチャルアクティビティの参加者視点
(バーチャルアクティビティの参加者視点)


熱中しながら楽しんでいただいたアクティビティには、それぞれ「不確実な状況でのリーダーシップの発揮」や「パワーシェアリング」といったテーマが設定されています。終了後の振り返りでは、自らの気づきを共有し、またグループのメンバーとの対話を通じて、テーマに対する学びを深めました。参加者からは研修後、以下のような感想をいただきました。

  • 導入として概論から学び、体験学習として実感することができた。
    またグループディスカッションのテーマ設定が自団体の状況と結び付けやすく、議論していて非常にためになった
  • 組織の中で立場による役割が異なる反面、固定概念にとらわれず視座を上げて業務に取り組むなど今の立場で出来るリーダーシップがあることを学んだ
  • 学ぶだけでなく、行動すること。そして行動するには、現状に対する視点、危機意識が重要
  • 今出来上がっている組織の文化がどうであれ、それぞれが個の特性を最大限に活かし、心から喜びを感じて、共通の目標に向かって能力を発揮できるようにしていくことが大切

対面でも、オンラインでも、気づきと学びを参加者の皆様に提供できるよう、今後も開発と改善を進めていきます。

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