About
28年間、ウェットシェービングにおいて国内シェアNo.1※を誇り続けているシック・ジャパン株式会社。絶対王者とも思われるシック・ジャパンだが、その成長はスタックしはじめていた。 そんな2022年8月、代表取締役社長に就任したのが後藤氏だ。
その時から、シック・ジャパンは、「シェービングを超えてビューティーグルーミングカンパニーへと変革する」というさらなる高みへ向かい出した。社長の後藤氏が編み出した「組織変革のレシピ」をもとに、変革の道、カルチャー進化の道を歩み始めたのだ。
※インテージSRI+カミソリ市場(ホルダー、ディスポーザブル、替刃)1995年11月~2023年10月各年メーカー別累計販売金額
ビューティーの業界を歩んできた後藤氏は、いくつもの企業において経営やブランドを立て直してきた。そして独自に編み出した「組織変革のレシピ」を持つ。戦略→組織構造→組織カルチャーの順列で変革をしていくという経営学におけるセオリーを彷彿とさせる順列。シック・ジャパンが、「シェービングを超えてビューティーグルーミングカンパニーへと変革する」ため、全社をあげたカルチャー進化の取り組みが始まった。
(Solutionに続く)
後藤社長の組織変革のレシピは、6つのステップに分かれており、その順列を重視する。バリューに紐づく共有体験を得て、組織の共通言語にまで発展させるまでのグランドデザイン。これを節目における研修オフサイトの場と、日常的な施策に落とし込むことで、徐々に全従業員の行動が変化していく。カルチャートランスフォーメーションと戦略の実行との関係、良い影響が社内に体感理解され、浸透していった。
(Resultsに続く)
最初の成功の兆しは、2023年の秋に営業組織の中から現れ始めた。従業員自らストレッチしていく気概を感じられるようになった、と営業責任者の小峰氏は語る。そして自社史上初の高い目標の達成を目指したSchick FIRST TOKYOのリリース。従業員の誰もがやったことがない取り組みの中で、一人も諦めることもめげることもなくやり切ることができたという。全社推進を主導する人事責任者の江目氏も、ポジティブな変化を感じているという。それは、エンゲージメントサーベイ等数値の変化にも如実に表れている。
ブランドも製品も、そしてそれを推進する組織も人も、すべてをMost InnovativeなBeauty Grooming Companyへとすべてを繋げていく。シック・ジャパンのカルチャー進化。絶対王者の歩みは止まることを知らない。
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