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【REPORT】「社内起業あるある」を先回り体験:イントレプレナー・オンボーディング体験会を実施

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Published: November 6, 2024
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2024.11.06

10月24日、イントレプレナー・オンボーディング体験会を実施しました。本体験会で実施したゲームは、イントレプレナー(社内起業家)という、既存のやり方を超えて新たなサービスや仕組みを作り出すリーダーシップ発揮人材の育成をテーマとしています。開催の詳細はこちら


■イントレプレナー育成に注目が集まる背景

過去に成功した企業であっても、サステナブルに事業経営をし続けていくには、新規事業の開発は必須と言えます。中長期的な目線で、社内で恒常的に新規事業を生み出すイノベーター人材を育む必要性は高まっています。一方で、イントレプレナーは、アントレプレナー(社外起業家)に比べると、資金や人材にも恵まれており、実現難易度が低く捉えられていることはないでしょうか。

実際、組織内で新たな事業を起こすことを考えると、アントレプレナーとはまた異なる、多くの壁があることが想像されます。例えば、アイデアを形にしていく上で、社内の反対派を含む様々なステークホルダーの説得や、既存事業からの人員・予算の獲得、部門間の連携調整等などがあり得ます。このプロセスにおいて、リーダーシップを発揮して周囲を巻き込み、既存のやり方を乗り越え、新たなサービスや仕組みを創り出す。これを主導するイントレプレナーをいかに育成し、彼らを増やす仕組みを作っていけるか。これは新規事業開発への意欲や能力の高い人材のリテンションという意味でも、投資する価値があるテーマだと考えます。

■ゲームの特長と当日の様子

今回実施したイントレプレナー・オンボーディング。これは、社内起業にまつわる面白さや難しさなど「社内起業あるある」を疑似体験できるボードゲームです。ゲームは、複数の事業年度の中で、事業化の3つのフェーズ(構想・事業化・成長/拡大)と6つのプロセス(課題発見・解決策検証・開発・収益化・拡大・EXIT)を進めていきます。各フェーズで起こりやすいイベントや、つまずきやすい課題など、事業化プロセスで直面する様々な事態を経験しながら、今回体験会では、2年間の事業年度の間でのEXITを目指しました。

■ゲーム後の参加者コメント
  • 新規事業の全体の流れを、体験しながら学べた
  • 「新規事業開発あるある」に満ちていた。これから事業開発に携わるメンバーの導入研修と、チームビルディングに使えそう
  • 自社で事業化フェーズに入ろうとしている案件がある。ゲームを通じて、事前に「これが起こったら、かなり大きな影響があるな」という事態を疑似体験できた。今まさに必要な学びが得られた

■CSV経営とTHOUGHT LEADERSHIP

このゲームをプログラムの一部に組み込んだTHOUGHT LEADERSHIP。マイケル・ポーター教授が提唱したCreating Shared Value(CSV)「企業の利益追求と社会的価値の創出を両立させ、自社の存在価値を高める」CSV経営を実現していく人材、言い換えれば、社内起業家の発揮するリーダーシップ開発のためのプログラムです。よくある新規事業のアイディアコンテストに留まるのではなく、発案した事業を実現するにあたっての様々な課題や障壁に対し、「念い」を持ってそれを超えていくソート・リーダーの育成を主眼に置いています。導入事例はこちら

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